――現在の仕事内容を教えてください。
主に工場間輸送の手配を担当しています。組み立て前の自動車部品を運ぶために、群馬県内に3カ所あるSUBARUの工場間を行き来する輸送便(トラック)の手配や、新しい輸送ルートの企画などを行っています。また、輸送会社の皆さんや親会社であるSUBARUとも連携して、輸送時の事故防止や安全対策業務にあたっています。
――仕事で大切にしているのはどんなことですか?
実際にトラックを運転する輸送会社の方々とのコミュニケーションを大切にしています。現場では、私が気付かないような困り事や不満が発生していることもあります。スムーズな輸送を実現するには、ドライバーさんとの信頼関係が必要不可欠。現場の環境を改善することは、安全性や品質の向上にもつながります。そのため、できるだけ現場に足を運び、ドライバーさんと顔を合わせて会話をするようにしています。
──――やりがいを感じる瞬間は?
ドライバーさんの困り事を解決でき、感謝していただけると非常にうれしいですね。また、新規輸送ルートの立ち上げがうまくいった際には、とても大きなやりがいを感じました。輸送ルートの設定にあたっては、運ぶ部品の種類や量、積み方などを考えた上で、スケジュールやコストなどを綿密に調整しなくてはなりません。時間をかけて準備し、計画通りに輸送ルートを立ち上げられたときは、仕事冥利に尽きる瞬間でした。
――中途入社とのことですが、転職にあたって重視したポイントはありますか?
前職も物流業界だったのですが、とにかく残業が多くて。当時結婚を控えていたこともあり、ワークライフバランスを重視して転職先を探しました。スバルロジスティクスは、長期連休を含めた休日がしっかり確保されていること、残業が少ないことなどが入社の決め手になりました。
――転職して生活に変化はありましたか?
とても生活しやすくなりました。もちろん忙しさに波はありますが、前職に比べれば残業はかなり少ないです。有給休暇など休みの取りやすさも、入社前に聞いていた通りでした。家族と充実した時間を過ごせるので、仕事も頑張ろうという気持ちになれます。
――学生時代の経験が今につながっていると思うことはありますか?
大学では商学部に在籍しており、商品や企業を中心とした経済活動について学びました。当時はぼんやりとしか理解できていませんでしたが、今になって、輸送会社とやりとりをする際などに役立っていると感じることがあります。また、学生時代は接客業のアルバイトをしていて、そこでコミュニケーション能力が培われたのではないかと思います。
――就職活動をしている学生の皆さんにメッセージをお願いします。
学生の皆さんに一番伝えたいことは、「夢は叶う!」ということです。夢を持って、自分が希望する道に向かって頑張ってください。また、就職活動中は、何かと考えすぎてしまいがちです。私も新卒での就職活動では、「真面目にやらなくては」「誰かに認めてもらわなくては」と思い詰めて、息苦しくなってしまうことがありました。視野を広くもって、良い意味での“いい加減”を意識してみてほしいと思います。
ワークライフバランス | 有休や産休・育休が取りやすく、自分の時間をしっかり確保することができます。実際に私も、第二子誕生時に約3カ月の育休を取得し、家族や生まれたばかりの子どもと過ごす貴重な時間となりました。現在も、フレックス制度を利用して子どもの送り迎えをしたり、子どもの急病時に「子の看護休暇」を取得したりと、制度を有効に活用できています。 |
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9:00 | 出社 | 子どもを保育園に送り届けてから出社するため、フレックス制度を利用して出勤しています。 |
業務の進捗確認 | メールやスケジュールのチェック。上司・部下との対話で業務の進み具合やその日の仕事の進め方を確認します。 | |
09:30 | PC業務 | 資料作成や輸送手配など、日次業務を進めていきます。 |
11:00 | SUBARUとの打合わせ | SUBARUの担当部署と新規輸送案件に関する打合わせを行います。 |
12:20 | お昼休憩 | 愛妻弁当で午前中の疲れを癒しています。 |
13:10 | 課内ミーティング | 各課員の仕事の進捗や課題などを共有します。(時にはくだらない笑い話に脱線することも!?) |
14:00 | SBR工場でのパトロール | 現場でドライバーの安全作業確認や現場での困りごとなどのヒアリングを行います。ドライバーとのコミュニケーションを通して信頼関係を養います。 |
16:00 | PC業務 | 日次業務の続きと翌日の業務の進め方の確認をします。 |
18:00 | 退社 | フレックス出社のため、1時間遅れで退社。 |