――学生時代はどのようなことに取り組んでいましたか?
大学の授業では、ディスカッションやプレゼンテーションを数多く経験しました。子どもの頃は自分の考えを言うのが得意な方ではなかったのですが、学生時代にかなり鍛えられましたね。論理的思考力、伝える力、聴く力、理解力が養われたという自負があります。
さらに、その中で実感したのが、発言することの大切さです。頭の中で考えたことを瞬時に言葉にしてアウトプットする力は、一朝一夕では身に付きません。積極的に人と話をしていくことが大事なんだと思います。
――そのような学生時代に身に付けた力は、現在の仕事にも役立っていますか?
学生時代も今も、根本的な考え方のステップは変わりません。大切なのは、物事を論理的かつ多角的に捉え、課題を洗い出し、相手に伝わるように言葉にすること。ただ、似通った考えになりがちな学生同士の議論とは異なり、社会人になると、立場の違いから意見がぶつかることも多くなります。そこは、より相手の考えを汲み取る努力が必要になりますね。
――スバルロジスティクスに入社を決めた理由は?
大学の授業で、「気になる企業を調べてプレゼンテーションする」という課題がありました。それで、卒業生が入社した会社のリストを見ていたら、「スバルロジスティクス」という社名があって、「どんな会社だろう」と興味を持ったのが最初のきっかけです。
SUBARUのグループ企業という安定性と、地元である群馬県の会社ということで好印象を持ちました。その後、就職活動が始まり、何気なくスバルロジスティクスの募集要項をチェックしたら、締切が翌日だったんです。これも何かの縁だろうと思って応募し、現在に至ります。
――実際に入社されて、会社の雰囲気はいかがですか。
どんどん自分の意見を言うようにしていますし、先輩や上司もしっかりと向き合ってくれます。「それは違うのではないか」「もっとこうした方がいい」という意見や提案も、認めてもらえる雰囲気があります。
また、福利厚生制度が充実していて、仕事とプライベートを両立しやすいですね。中でもよく活用しているのがフレックスタイム制度。朝の通勤に余裕ができますし、友人との予定のため早めに退社することもあります。
――現在担当されている業務内容を教えてください。
SUBARUの新車の、国内輸送の手配と管理を担当しています。工場から出荷された新車は、納整センターでの整備を経て、全国のSUBARU特約店へ輸送されます。その輸送状況を管理したり、日程調整を行ったりするのが私の仕事です。
――仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?
イレギュラーな事態に、自分の判断でうまく対応できたときです。あらかじめ配車の予定を組んでいても、さまざまな理由で日程がずれるケースは少なくありません。例えば、整備作業が遅れることや、輸送先の特約店から「急いで届けてほしい」とご要望をいただくこともあります。ベストな対応を考えて関係各所と調整し、それがうまくいったときにはやりがいを感じます。
――今後取り組んでいきたいことはありますか?
効率良く業務を進められるようなシステム化を進めていきたいです。人にしかできないこと、機械に任せられることを区別して、できるだけ無駄を省いていきたいですね。いずれは、イレギュラー対応までも含めた仕組みづくりができれば理想です。そうすることで、生産性や業務品質の向上につながるのではないかと考えています。
――就職活動をしている学生の皆さんにメッセージをお願いします。
就職活動では、自分のことを発信し、企業にわかってもらう必要があります。しっかり自己分析をして、それまで経験してきたことを、自信をもってアピールしてください。その場しのぎの言葉ではなく、伝えようとする姿勢が大事です。
スバル購入奨励金制度 | 福利厚生の中で、SUBARUの新車を割引価格で購入できる奨励金制度があります。自分だけではなく家族も利用でき、私が新車を購入したときもかなりの割引を受けられました。また、車通勤の交通費も全額支給なので、だいぶ助かっています。 |
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8:00 | 出社 |
午前 | ルーチン業務+イレギュラー対応 |
12:20 | お昼休憩 |
午後 | ルーチン業務+イレギュラー対応 |
17:00 | 退社 |